野球観戦のスタジアム、自転車に乗るとき、ウォーキング、人混みなどでは人の邪魔になったり、手が塞がれてしまったりで、日傘なんてさせないですね。
そういう場所に限って、直射日光を真っ向から浴びることも多く紫外線対策は必須。紫外線カットと同時に、暑さもしのげる帽子を愛用する人は多いです。
でも、帽子によっては紫外線対策の効果が薄いものもあります。では、日焼け対策によいのはどんな帽子なんでしょう?
紫外線対策に帽子は効果があるのか
日傘がさせない場所での紫外線対策に、帽子をかぶれば万全なんでしょうか?
紫外線対策に帽子の効果を過信しているかもしれません。
UVカット率が高い帽子でも、遮断できるのは真上からの紫外線だけ。紫外線は、アスファルトや周囲の物からはね返ってくる反射でも浴びるんです。
反射するたびに、パワーは落ちるけれども確実に紫外線を浴びてしまいます。
じゃあ、帽子なんて意味ないじゃん!ってことになりますけど、直接当たる紫外線は強いので、帽子で顔に直接あたるのを防ぐのは良いことです。
紫外線遮断率重視で帽子を選ぶなら
- つばの広さ
- 帽子の素材
- 帽子の色
- UVカット加工
これくらいをチェックして選ぶと良いです。
ただ、UVカット率100%の帽子でも、顔にあたる紫外線を100%カットすることはできないので、日焼け止めクリームやファンデーションでの対策も必要です。
日焼けしたくなかったら、野球観戦など、日傘もさせないまま何時間も日光にさらされるときは、帽子+日焼け止めが必須ですね。
紫外線対策効果が高い帽子のつばや素材は?
帽子の形でも、紫外線対策の効果が違ってきます。
帽子のつばの広さで選ぶ
帽子で紫外線対策できるのは、せいぜい顔。身体までは日焼け対策できません。なので、顔がすっぽり影で隠れるくらい、つばが広い帽子がおすすめです。
最低10㎝くらいのつばがあると良いですね。
キャップだと、顔の側面や首までは影にならないので、周囲全体につばがある帽子がおすすめです。
でも、ファッションや場所に合わせて、キャップにしたい時もありますよね。そんな時は、日焼け止めクリームなどで紫外線対策もしましょう。
帽子の素材で選ぶ
UVカット加工してあれば、どんな素材でも大丈夫って思います?
確かに、UVカット加工してあるに超したことはないのですが、それよりも重視したいのは、帽子の素材です。
例えば、UVカット加工してある麦わら帽子。隙間から向こう側が透けて見えませんか?
この隙間から入ってくる紫外線は、UVカット加工してても入ってくるんです。
紫外線遮断率重視で帽子を選ぶなら、目が粗い素材は選ばないこと。反対側が透けて見える素材はNGです。生地の目が細かく少し厚みがあるくらいの素材がおすすめです。
紫外線対策効果が高い帽子の色は?
紫外線遮断率は、帽子の色でも差があります。
紫外線遮断率からすると、「黒」が良いです。黒は紫外線を吸収して遮断しますが、白は光を遮断するけど紫外線の遮断率は低いんです。
でも、黒は熱を吸収してしまうので、白より熱くなり、帽子の中で蒸れてしまうんです。
帽子の中が蒸れて熱くなると、脳内温度が上がるので、長時間直射日光を浴びる場合には、熱中症になってしまうこともあります。
紫外線対策で良かれとかぶった帽子で、熱中症になっては元も子もないですよね。
個人的に、おすすめなのは、UVカット加工がしてある白い帽子ですね。
白は光を反射するので黒ほど熱くならないんです。紫外線遮断率はよくないので、UVカット加工してある白や明るい色の帽子がおすすめです。
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まとめ
帽子での紫外線対策について、まとめてみましたがいかがでしたか?
帽子で遮断できるのは真上からの紫外線だけですが、帽子をかぶっているかどうかで日焼けの度合いも違ってきます。
日陰がない場所で、長時間活動する時は、帽子は必須アイテムですね。
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