年賀状で結婚報告をする新婚さんは多いですよね。
ですが、身内に不幸があり年賀状が出せなくなることもあります。
年賀状の代わりに寒中見舞いを出す方も多くなりましたが、寒中見舞いで結婚報告をしても大丈夫なのでしょうか?
結婚報告するなら結婚式の写真も添えたいところですが、そもそも、寒中見舞いで結婚報告をしても良いものかどうか、出すとしたらどうすれば良いのか。
そんな悩みの解決策としてベストな方法を提案いたします。
寒中見舞いで喪中に結婚報告しても大丈夫?
喪中で年賀状での挨拶を欠礼してしまうため、寒中見舞いを年賀状の代わりに使う方もいらっしゃいますが、そもそも、これが間違いです。
寒中見舞いは、寒さが厳しい季節にお相手の体調を気遣うのが本来の使い方です。
暑中見舞いと同じような意味合いの、季節の挨拶状なのです。
寒中見舞いは、1月5日頃から2月3日くらいまでの「寒中」に出すものなので、年賀状と時期が重なるため、一般的にはあまり使われていません。
喪中はがきが出せなかった場合や、喪中と知らずに年賀状を送ってくださった方へのお返事として使われる場合もあります。
ですが、その場合でもお相手を気遣う文章を主にするべきなのです。
ですので、寒中見舞いで結婚報告をする場合も添え書き程度にした方が良いです。
寒中見舞いで結婚報告する場合の文例は?
寒中見舞いは、あくまで相手を気遣う文章を主にした方が良いです。
寒中お見舞い申し上げます。
寒さが厳しい季節となりましたが、皆様にはお変わりございませんでしょうか。
季節柄、お身体にはくれぐれもご自愛ください。
追伸:昨年○月○日に結婚いたしました。夫婦共々、今後ともよろしくお願いいたします。
結婚報告は控えめに、追伸で添え書き程度が良いかと思います。
差出人は、ご夫婦連盟にしておかれると良いですね。
尚、喪中であることを知らずに年賀状を送ってこられた方へのお返事で出す場合は、喪中のお知らせも添え書きすることになりますよね。
その場合、慶事と不幸事の両方を書くことになるので、結婚報告は別にした方が良いです。
寒中見舞いで結婚報告する場合の写真は?
何度も書きますが、寒中見舞いはお相手を気遣うために使うのが本来の使い方ですので、結婚式の写真を添えるのは控えた方が良いです。
特に、喪中で年賀状が出せないからと寒中見舞いを出す場合は、誤解を招かないように、写真の使い方には注意が必要です。
結婚式の写真を使って結婚報告をしたいなら、寒中見舞いではなく、結婚報告はがきを出した方が良いです。
喪中はがき、年賀状、寒中見舞い、それぞれにお知らせや季節の挨拶状としての意味合いがありますので、面倒でもごちゃ混ぜにした使い方をしない方が良いですね。
まとめ
寒中見舞いは、寒さが厳しい季節に、お相手の体調を気遣うものとして使うのが本来の使い方です。
喪中に寒中見舞いで結婚報告をする場合は、控えめに添え書き程度にした方が良いですが、慶事と不幸事を重ねるのは控えた方が良いですね。
結婚式の写真を使いたい場合は、寒中見舞いと一緒にしないで、結婚報告のはがきを出してはいかがでしょう。
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