肩がこると、いつの間にか手で揉んでしまう。そんなことってありません?
マッサージをすると肩こりが解消されて気持ちがいいですよね。でも、すぐにまた肩がこって痛くなったりしませんか?
実は、マッサージは肩こり解消にはならないんです。
肩こり解消にマッサージは逆効果!
肩に痛みを感じると、自然に手がいってしまい揉みほぐしますよね。確かに、マッサージをしているときは、とても気持ちがいいです。
でも、マッサージしているときだけ、一時的に気持ちが良いだけで、すぐに痛くなりませんか?
実は、このマッサージが肩こりを悪化させているんです。
肩こりにマッサージが効かない理由
現代人の肩こりの原因のひとつとして、血液の流れが悪くなり血行不良になっていることがあげられます。
パソコン作業などで同じ姿勢を長時間続けていると、肩の筋肉が緊張して柔軟性を失い、血液の流れが悪くなってしまいます。
血流が悪くなると、栄養分や酸素が届きにくくなり筋肉に疲労物質がたまります。その結果、肩こりになってしまうんです。
痛みが強いと、手に力を入れて強くマッサージしていたりしませんか?
実は、マッサージで筋肉をやわらげているつもりが、逆に刺激を与え圧迫してしまうので、余計に筋肉が緊張してしまうんです。
痛みが強い時って、痛気持ちいいくらい力を入れないと効かなくて、強く揉んでしまうので、益々、肩の筋肉が凝り固まってしまいます。
肩こりをやわらげようとマッサージして、余計に痛くなりまたマッサージする。その繰り返しが悪循環となって肩こりが慢性化してしまうのです。
マッサージのようにすぐに気持ちよくなるわけではないですが、自分でできる肩こり解消法があります。
自分でできる肩こり解消法
姿勢が悪いことが肩こりの原因のひとつなので、姿勢を良くすることで肩こりを軽減できます。
パソコン作業のとき、背筋を伸ばして姿勢よくしようと気をつけているつもりが、いつの間にか前屈みになっていたりしません?
正しい姿勢を維持できないのは、筋肉に姿勢を維持する力がないからなんです。
そんなひ弱な筋肉はインナーマッスルを鍛えるとよいって聞いたことないですか?
インナーマッスルとは、表層の筋肉の内側、深層部にある小さな筋肉のこと。体幹とも言われています。
このインナーマッスルを鍛えることで、正しい姿勢を保てるようになり、肩こりも軽減します。
でも、内側の筋肉を鍛えるなんて、難しそう・・・。ヨガとかピラティスなどのエクササイズなんてできないし・・・。
そんな方でも、自宅で簡単にできる方法があるので試してみてください。
その方法は、「壁立ち3分間」です。
壁を背に、踵、お尻、肩甲骨、後頭部の4点を壁につけてまっすぐ立ち、3分間キープするだけです。
なんだ、それくらい簡単じゃん! そう思うでしょ。
やってみてください。姿勢が悪い人、インナーマッスルが鍛えられていない人には、「壁立ち3分間」はとてもきついですよ。
ジムなどで、専門のトレーナーの指導でやる方が、良いのは確かですが、ジムに通う時間なんてないってことなら、試してみてくださいね。
まとめ
肩こり解消法、いかがでしたか?
マッサージは肩こりを悪化させてしまうこともあるので、痛い時は、強く揉まずに触る程度にしてみてください。
肩こりの原因は、ひとつではないですし、根治しないとも言われていますが、少しでも軽減できたら楽ですよね。
お金も時間もかからないので、「壁立ち3分間」もお試しくださいね。
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