インフルエンザ流行時期と中学、高校、大学などの受験シーズンが重なるので予防接種を受ける方が多いですね。
学校でも先生が、「インフルエンザの予防接種をしておけよー!」と、繰り返し呼びかけていたりしませんか?
そこで、今回はインフルエンザ予防接種は受験生に必要か、また感染予防はどうするかについて取り上げています。
インフルエンザ予防接種を受験生はしたほうがいいの?
結論から先に言うと・・・
受験生はインフルエンザの予防接種を受けておきましょう!
インフルエンザの予防接種をしても、インフルエンザにかかってしまうこともあるので、意味がないと予防接種を受けない方も多くなっています。
インフルエンザウイルスに感染しても、抵抗力や免疫力があれば発病しない場合も多く、10代の学生さんは体力もありますものね。
だけど、部活も引退して運動不足になっていたり、受験勉強で夜更かしすることも多く睡眠不足だったりしませんか?
体力には自信があるから大丈夫と過信しているかもしれませんよ。
もし、インフルエンザに感染して発病してしまっても、予防接種をしていれば重症化せず軽く済むことが多いんです。
ですので、去年までは予防接種をせずに大丈夫だったとしても、受験の年には受けておく方が良いです。
受験生の家族もインフルエンザ予防接種が必要?
受験生はインフルエンザの予防接種をしたから万全!と、安心はできません。
家族がインフルエンザにかかってしまったら、家の中はインフルエンザウイルスの密度が高くなるので、感染する率も上がってしまいます。
予防接種をしていれば、感染して発病しても軽く済みますが、数日間は休養が必要なので受験勉強にも差し支えますよね。
最悪なのは、受験日当日に発病してしまうと受験できなくなることもあります。
インフルエンザ感染のリスクを少しでも減らすために、受験生がいるご家庭では、家族全員で予防接種を受けておいた方が良いです。
インフルエンザの予防対策は?
インフルエンザにかからないための予防策もしておいた方が良いので、どんな予防対策をすれば良いか、ピックアップしてみました。
食べ物
規則正しく栄養バランスがよい食事を摂ることが一番ですが、インフルエンザ流行時期は、体の調整をしてくれるビタミン類やミネラルを積極的に摂りたいですね。
緑黄色野菜、海藻類、きのこ類、大豆製品などを毎日の食事に取り入れましょう。
野菜は、生野菜よりも温野菜で食べた方が、量もとれるのでおすすめです。
ビタミンBが豊富な豚肉も脂身が少ないものを食べると良いです。
紅茶や緑茶に豊富なカテキンは殺菌力がありますから、普段の飲み物としてオススメです。
インフルエンザ予防というわけではないですが、DHAが豊富な青魚は脳を活性化してくれるので、受験生に食べさせたいですね。
温度や湿度
インフルエンザウイルスは、一定の条件以上の温度や湿度で活動しなくなります。
温度21℃~24℃、湿度50%以上の環境ですと、ウイルスの活動が3~5%までに低下するとの報告があり、ほぼほぼ感染しなくなります。
冬場は暖房をするので温度はクリアできると思いますが、エアコンや温風ヒーターは空気を乾燥させてしまうので、加湿器を併用すると良いです。
加湿器がない場合は、バスタオルなどを濡らして、部屋に干しておくだけでも湿度を上げることができますよ。
睡眠
体力を回復するのは、なんといっても睡眠です。
体の細胞が再生されるのは睡眠中だけなので、睡眠不足が続くと体力が低下して、インフルエンザにも感染しやすくなります。
深夜まで受験勉強をすることも多いと思いますが、できれば睡眠時間は7時間とりたいですね。
午前0時までには入眠した方が良いので、早寝早起きで受験勉強をするようにしてはいかがでしょう。
外出先から帰ったら
インフルエンザの予防対策として、手洗いやうがいをしましょうと言われていますね。
ですが、インフルエンザウイルスが喉の粘膜に付着すると、約20分で細胞内に取り込まれてしまうので、うがいはあまり意味がないと言われています。
外から帰ったらすぐに行いたいのは、手洗いです。
外出先で、物に触る機会が一番多い手には、ウイルスが付着していることが多く、口や鼻を触ることで感染します。
ウイルスが着いた手で、家の中の物に触ることでウイルスを持ち込むことにもなります。
インフルエンザウイルスは水洗いだけでは落ちないですが、石けんやアルコールを嫌うので、外から帰ったらすぐに、石鹸で15秒以上の手洗いをすると良いです。
まとめ
受験生がいるご家庭でのインフルエンザ対策はいかがでしたか?
家族全員で予防接種をして、規則正しい生活や食事、部屋の環境などを整えて、受験生のお子さんをインフルエンザから守り、バックアップしてあげてください。
家族一丸となって、万全の態勢で、受験に臨めますように!
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