ヘナは天然100%の植物染毛剤なので、髪にも身体にも優しいと言われています。
でも、市販のヘナは天然100%のものは少なく、美容院でも無添加のヘナを使っているところは少ないって知っていました?
実は、市販のヘナには、化学染毛剤が入ったものが殆どなんです。
市販のヘナは天然100%じゃないのはなぜ?
市販のヘナが天然100%じゃない理由は、染め上がりの満足度をアップさせるためなんだそうですよ。
ドラッグストアなどで売っている、市販のヘナ白髪染めは、天然100%のヘナは殆どないとのだと教えてくれたのは、いつも行っていた美容院でした。
その美容院で使っているヘナも天然100%ではなく、化学染毛剤が入っていたんです。
なぜかっていうと、天然100%のヘナだと白髪も黒髪も均一な色に染まらないので、染め上がりに対するお客さんの満足度が低いからなんです。
ヘナは白髪にはキレイに色が入るのだけど、黒髪をブリーチしないので白髪部分と同じ色には染まらず、メッシュを入れた感じの染め上がりになります。
白髪の部分は、オレンジ色っぽく染まるので、黒髪とのトーン差がおしゃれ感があると好む方もいますけどね。
また、天然100%のヘナだと、準備が手間だし、染め時間も1時間以上と、とても長いんです。
「均一に染まらない」「染め時間が長い」これって、お客さんからすると嬉しくないことですよね。
なので、お客さんの満足度をアップして、リピート購入してもらえるように、市販のヘナは、短時間で染まって染め上がりがキレイになるように化学染毛剤が入っているものが多いのだそうです。
ちなみに、市販のヘナは天然100%じゃないからと、個人輸入で買っている友人もいたのですが、天然100%のヘナで染めた友人の髪は、白髪がオレンジ色にキラキラ光っていました。
ヘナの白髪染めはめんどくさい
ヘナは草木染と同じ原理で染めるので、髪に塗ってからの置き時間がとても長いんです。
最低、1時間以上は置かないと染まらないとのことで、自宅でセルフ染めするのもとても時間がかかるので、めんどくさいです。
さらに、少し暗い目の染め上がりにしたければ、ヘナで染めたあとインディゴで2度染めしないといけないんです。
天然100%のヘナだと、ジアミン系の染毛剤が入っていないので、髪や身体には優しいので、かぶれやすいなど肌が弱い人には良いのですけどね。
美容室にもよりますが、カラー剤は美容師さんにとっても手荒れの原因になるので、髪や地肌に負担がかかりにくいものを選んでいるとのことです。
セルフ染め用にヘナを使うなら、行きつけの美容室で使っているものを分けてもらうのも良いと思います。
また、ヘナ専門の通販もあるので、天然100%のヘナで染めたいなら、通販を利用するのも良いですね。
ということで、私は白髪染めをしていた美容室で、自宅での繋ぎ染め用にヘナの粉を分けてもらっていました。
化学染毛剤が少し入ったヘナなので、置き時間は短めでも良かったのですが、準備から洗い流して仕上げるまでに、1時間半~2時間くらいはかかっていました。
寒い冬の時期には、白髪染めするのがおっくうでしたね。
まとめ
市販のヘナは、天然100%のものは殆どなく、化学染毛剤が入ったものが多いです。
天然100%のヘナでの白髪染めは時間がかかり、均一には染まらないので、短時間でキレイに染めたい方には不向きです。
ヘナの白髪染め剤は、行きつけの美容院やヘナ専門店で購入するのが安心です。
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