翼状片の手術は全身麻酔で行われるのでしょうか?それとも局所麻酔で手術している様子が一部始終見えてしまうのでしょうか?
もし、手術している様子が見えてしまうのなら、怖いですよね。メスが目に入ってくるところなんて凝視できないですよね。
で、実際どうだったかというと、翼状片の手術は局所麻酔でした。
局所麻酔ってことは手術中も意識がハッキリしているし、やってることが全部見えるんじゃないだろうか、それは怖すぎる・・・。私もそう思いました。
手術が始まるまで、ドキドキでしたよ。術式によって違うこともあると思いますが、私の翼状片手術はどうだったかお話しします。
翼状片の手術は怖い?
翼状片の手術をすると決めたら、手術より少し前の日程で検査があります。検査の日には、手術についての説明もあり、手術は局所麻酔で行うことも知らされました。
じゃあ、手術しているところも見えてしまうんだろうか?それはかなり怖い状態だと思うんだけど、大丈夫なんだろうか?目、開けていられるだろうか?
そんな不安がよぎりました。
翼状片の手術に限らず、身体にメスを入れるのは怖いですよね。
私が受けた翼状片の手術は、弁の移植を要するものでした。異常増殖した翼状片の組織を削り取り、上下の正常な結膜を縫合すると説明を受けました。
翼状片は手術しても再発することもあるので、手術中に抗がん剤の点眼を行うことや、生理食塩水でキレイに洗い流しながら翼状片組織を削り取ることなども説明されました。
患者に不安がないようにと、看護師さんが丁寧に説明してくれたのを覚えています。
でも、やっぱり怖いって思ったし、ドキドキしてましたね。
翼状片の手術はどんな流れで行われる?
私は日帰り手術だったので、事前検査は手術当日までに済ませていました。
手術予定時間の30分前までに来院し、手術前の病室で手術着に着替えて、点眼での麻酔もあります。
手術室に入ってからも何度も点眼液で麻酔していました。
布のようなもので手術する目だけ出した状態で顔全体を覆われ、何か器具で目はが開いたままの状態で固定されました。
「目は開けても閉じても良いですよ。」と、医師の指示がありましたが、目を閉じたつもりでも、手術する目は開いたままでした。
これなら、開けていられるだろうか?なんて心配いらないですね。
「これから麻酔しますよ。」と、言われた直後に一瞬、注射針が見えましたが、目に注射されたのかどうかは全く分かりませんでした。
手術前の準備で15分くらいは経っていたように思います。
「これから手術します。」と、言われると、白いものが黒目の部分に乗せられたようで、ぼんやり白いものが見える状態で手術が進みました。
「右、右上、下、横・・・」と、目玉を動かすように医師から指示が入ります。
麻酔しているせいか、指示された方向を見続けているつもりなのに戻ってしまったようで、何度も同じ方向への指示が入ったりしました。
黒目に伸びている翼状片を切り取るときに、白い被せ物が外されましたが、照明器具のようなものが目に入ってきました。
マスクした医師の顔が見えたような気がしましたけど、強い光が当たっていたので、はっきり見えたわけじゃありません。
生理食塩水で洗い流しながら手術が行われていたので、水中にいるような感じに見えたときもありました。
そんな状態なので、手術中のメスなどが見えて怖いなんてことはないですね。
最後に
異常増殖した組織を切り取って、上下の結膜を縫い合わせるなんて説明されると、「翼状片の手術って怖い!」、と思いますよね。
実際、私も始めて翼状片の手術をしたときには、怖くてドキドキしていました。
局所麻酔で行われるので、何をしているのかだいたい分かりますが、手術しているところが見えたりすることはありませんでした。
手術してみるまでは、怖い思いを消し去ることはできないと思いますが、個人的に言わせてもらうと、翼状片の手術は怖いものではなかったです。
コメント