年に一度のことだけど、確定申告は面倒な作業が多いですね。
少しでも楽に確定申告ができればと、e-taxの利用を検討している方も多いと思いますが、電子申告できるようになるまでは、かなり煩雑な手順があります。
そこで、今回は私が利用しているe-taxの活用法をご紹介します。
確定申告e-taxは郵送と電子申告どっちがいい?
確定申告をe-taxの利用でする場合、電子申告をしないといけないって勘違いしてませんか?
国税庁のHPで、電子申告する場合の手順は案内されていますが、なんだかややこしそうですよね。
ですが、e-taxで確定申告書を作成する場合、印刷して提出するか電子申告するか、選択できるので、印刷して申告する手順を選べば、郵送でOKなんです。
e-taxで確定申告書を作成する場合、決算データを入力しないといけないので、最低限必要なのは決算データです。
手書きで帳簿をつけても良いですが、会計ソフトで記帳すれば自動的に決算書ができるので、e-taxでの入力が楽になります。
決算データ
パソコン
インターネット環境
プリンター
郵送の場合は、印刷した申告書を送る封筒と切手が必要になりますけど、ややこしい手続きが不要です。
返信用封筒に切手を貼って、控えを同封し返送を依頼すると、受付印を押印して返送もしてくれます。
決算データ
パソコン
インターネット環境
電子証明書
ICカードリーダライタ
e-taxで電子申告する場合は、電子証明書の取得や登録の事前準備が必要で、この作業がかなり煩雑です。
また、電子証明書に適合したICカードリーダライタを別途購入しないといけません。
ICカードリーダライタは、家電店などで購入できますが、利用しているパソコン環境に対応した機種の確認も必要です。
e-taxで電子申告すれば、税務署へ出かける必要もなく便利とおすすめしてますが、郵送でも税務署へ出かける必要がないので楽ですよ。
ちなみに、私の場合、電子証明書の取得や登録が面倒そうだったし、ICカードリーダライタの費用も別途必要だったので、電子申告はスルーして郵送しています。
確定申告e-taxでマイナンバーが必要になる?
2016年1月から、マイナンバー制度が始まり、確定申告書にも、2019年1月から記載が必須になるようですね。
確定申告をe-taxで電子申告する場合の電子証明書は、現在は「住民基本台帳カード」が使わています。
これが、「マイナンバーカード(個人番号カード)」に変わるようです。
「住民基本台帳カード」の場合、有効期限があるのですが、「マイナンバーカード」になれば、有効期限がなくなるみたいです。
電子証明書を取得するには、マイナンバーカードの発行が必要になります。
電子申告をしない場合でも、確定申告書に、マイナンバー(個人番号)に記載は必須になりますが、マイナンバーカードがなくても、個人番号は分かりますよね。
2019年1月より施行ということで、2018年度分の確定申告から適用されますので、変更事項の確認は必須です。
確定申告e-taxのメリットとデメリット
確定申告e-taxのメリットとデメリットをまとめてみますね。
税務署へ出かける必要がなくなる
還付金の還付が早い
医療費の領収書や源泉徴収票の提出が省略できる
電子証明書の取得が煩雑
専用のICカードリーダライタが必要
マイナンバー制度が導入され、手続きが簡素化されるのを期待したいですね。
[追記]
令和2年度からは、青色申告の特別控除を受けるには、e-taxで電子納品しないといけないみたいで、マイナンバーカードも必要になってくるので、交付してもらいました。
市町村役所で申請後、マイナンバーカードが交付されるまでに1ヶ月くらいかかるので、早めに手続きしておいた方が安心です。
e-taxで電子納品する以外で青色申告の特別控除を受けるには、事前の手続きが必要のようで、ややこしそうです。
まとめ
いかがでしたか?
確定申告はe-taxを利用すると、申告書の作成が楽にできます。
e-taxで電子申告する場合には、電子証明書の取得や登録など手続きが煩雑で、専用のICカードリーダライタも必要になります。
マイナンバー制度が導入されると手続きが簡素化される可能性は高いです。
e-taxで作成した確定申告書を郵送で管轄の税務署に送ってもOKです。
いずれにせよ、税務署へ出かける必要がないのでe-taxを利用すると便利です。
関連記事:確定申告についてのまとめページ
コメント