成人式に向けて振袖や美容院、写真館の手配も早くから準備をしていたのに、予期せぬことで大失敗!
娘や娘の友人が成人式に着付けや写真撮影で失敗した体験を紹介します。
成人式当日に慌てないように、参考のひとつにしてくださいね。
成人式の着付けに失敗しないための準備は?
成人式の振袖の着付けに失敗しない為の最善策は、振袖一式を事前に美容院へ持参して、必要なものが揃っているかチェックしてもらうことです。
着付師や美容師によって、着付けに使う小物が違う場合もありますからね。
チェック漏れしやすい小物
【腰紐】
腰紐は最低4本は必要ですが、長襦袢が長すぎておはしょりする場合もあります。
また、振袖の帯結び用の仮紐があれば必要ないですが、帯を扇のようにたたんで飾り結びにするときなどに紐を使うことがあるので、腰紐を余分に持っていれば代用できます。
腰紐は、正絹のものにしておいた方が着崩れしにくいです。
【帯板】
お太鼓結びなどの一般的な帯結びの場合は、帯板は前に1枚使うだけですが、振袖の帯結びには、前と後ろに帯板を使います。
帯板は大きすぎないシンプルなものを2枚用意しておくと良いです。
【肌襦袢】
振袖用にワンピースタイプの下着を用意した場合は問題ないですが、手持ちの肌襦袢と裾除けを使う場合は、肌襦袢の後ろの襟ぐりをチェックしておいた方が良いです。
振袖は、普通の着物より、後ろの襟ぐりをグッと深くした方がうなじが綺麗です。
左が振袖、右が小紋の着物を着たときの後の衿ぐりです。
振袖は襟ぐりを大きくあけられるように、縫うときにくりを深めに取って仕立てています。
長襦袢も振袖の襟ぐりに沿いやすいように、振袖に合わせて仕立ててあります。
ですが、肌襦袢は既製品なので振袖に合わせて作られていません。
肌襦袢のくりが浅いと、どんなに引っ張って着付しても、後ろの襟ぐりから肌襦袢の衿が出てしまいます。
使う予定の肌襦袢を一度着てみて、襟ぐりをチェックしてみてくださいね。
【補整用タオル】
着物はずん胴の方がキレイに見えますので、ウエスト周りや腰の上に補整用のタオルを使います。
分厚いタオルより、薄手のタオルの方が調整しやすいので、数枚用意しておきましょう。
【半衿】
半衿は長襦袢の衿に縫い付けるのを忘れないように!
振袖を着たときに見えるのは、ほんの少しですから、衿付け部分の縫い目は見えません。
ですので、ブスブスと仮縫いみたいに荒い針目でも全然問題ないです。
内側に衿芯を入れるので、内側は衿付けギリギリのところを縫うようにすると良いです。
ちなみに、私は1cmくらいの針目で、上から押さえて止めるような感じで縫い付けています。
成人式に美容院予約で大失敗!
長女の親友は、成人式の着付けを美容院に予約していたのに、大失敗してしまいました。
朝7時過ぎに、着付けのために美容院へ向かっていたときのことです。
長女の友人(T子さん)から、成人式に行けないと泣きながら電話がかかってきました。
予約していた美容院へ行ったのに、美容院が閉まっていて連絡先も分からないというのです。
予約していたのになんで?
予約表を確認してみると、予約日は翌日になっていたんです。
なぜ、こんなことになったかというと、T子さんが予約した美容院は隣の市にあり、成人式の日が違っていたんです。
「成人式の振袖の着付け」ということで予約した時に、美容院もT子さんも日にちが違うことに気付いてなかったんです。
T子さんは、器用な子だったので髪は自分で何とかできるというので、じゃあ、下手だけどおばちゃんが着せてあげようか?ということになりました。
娘の着付けはプロにやってもらった方が着崩れもしにくく、綺麗に着せてもらえると思って、美容院で着付したのですが、よそのお嬢さんの着付けをすることになりました。
こんな失敗は滅多にないとは思いますが、美容院の予約日をちゃんと確認しておきましょう。
成人式の写真撮影に失敗しないために!
レンタルの振袖ですと、記念写真の前撮りがセットされているので成人式当日に慌ただしくなくて良いですね。
自前の振袖の場合でも、前撮りをしておけば良いのですが、そうは言っても着付け代が余分に必要なので、節約したいところです。
ですので、記念写真を成人式当日に撮影することになるのですが、美容院や写真館の予約を、時間の余裕をもってしていないと式に間に合わないなんてことになります。
我が家の娘たちは、当日写真館で撮影したのですが、当日撮影する同級生がたくさん来ていて、一人ひとりの撮影時間が予定より数分ずつ押してしまい、予約時間より遅れたためギリギリになってしまいました。
娘より後の時間に予約していた友人たちは、結局、式終了後に撮ることになってしまったんです。
写真館の予約は、早すぎるかなという時間くらいの方が良いですよ。
逆算して、美容院も早い時間に予約を取っておきましょう。
まとめ
成人式当日に慌てないように、振袖の着付けに必要な小物をチェックしておきましょう。
事前に振袖一式を美容師さんに見てもらっておくと安心です。
予約日を間違っていたなんてことがないように、美容院の予約日や時間は、ちゃんと確認しておきましょう。
当日、記念写真を撮影する場合は、一人ひとりの撮影時間が予定より長引くことがありますので、早すぎるくらいの時間で予約しておいた方が良いです。
一生に一度しかない成人式に向けて、準備は早めにしておきましょうね。
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