家族の誰かがインフルエンザにかかってしまうと家族感染することが多いですよね。
うつったら早めに病院で薬を処方してもらえば良いのですが、高齢者や赤ちゃんがいる我が家では、感染を絶対に避けたかったのです。
インフルエンザ家族感染の予防のためにやって良かったことをシェアします。
インフルエンザ家族感染の予防のためにやったこと
要介護2で93歳の高齢者と出産のため帰省していた長女と生まれたばかりの新生児がいる我が家にインフルエンザがやってきました。
息子がインフルエンザB型に感染してしまったのです。
家族全員インフルエンザの予防注射をしていたのですが、効かなかったようです。
体力がある成人だけなら感染しても仕方ないか、と覚悟するのですが、おばあちゃんと赤ちゃんに感染したら大変!
そこで、家族感染を阻止するために徹底して予防対策をしました。
- 家族感染の予防対策
- 患者と体力がない家族を隔離する
- 看病する者は一人に限定する
- 湿度60%以上にする
- 部屋の換気をする
- 手洗いをこまめにする
- マスクを着用する
- タミフルの予防投与をする
例年は、誰かがインフルエンザにかかると、家族感染していた我が家でしたが、今回は誰にも感染せずに乗り切れました。
何が良かったのかは分からないですが、やれる予防策を徹底したのです。
特に気をつけたことをもう少し詳しく書きますね。
インフルエンザ患者と体力がない家族を隔離した
インフルエンザの家族感染を防ぐには、患者と接触しないことは絶対ですよね。
なので、発症した息子を自室に隔離しました。部屋から出て良いのはトイレのみで、必ずマスクをつけること。
食事は部屋まで運んで自室で食べ、食後はトレイを廊下に出すようにしていました。
隔離したのは息子(患者)だけでなく、高齢の義母と赤ちゃんもです。
義母もトイレと食事のとき以外は自室から出ないことに。
長女の赤ちゃんは、生後二週間の新生児。完全母乳ですがママはB型インフルエンザにかかってないので免疫ないですからね。
赤ちゃんは沐浴のとき以外は自室に隔離しました。もちろんママも!
隔離期間は6日間。熱が下がってからも4日間隔離し続けたのです。
その間インフルエンザ患者の息子と接触したのは私だけですが、短時間にとどめました。
加湿器で湿度60%以上にしたのが良かったのかも
インフルエンザは「飛沫感染」か「接触感染」と言われていましたが、米Maryland大学の研究によると「空気感染」の可能性もあるとのこと。
「空気感染」するってことは、インフルエンザ患者が吐く息からも感染するということで、感染力が極めて強いとかかりつけ医に言われたのです。
なので、空気中のインフルエンザウィルスをやっつけるために、加湿器で湿度60%以上をキープすることに!
インフルエンザウイルスは蒸気に吸着されるので、患者の部屋の湿度を上げることが感染予防に有効とかかりつけ医に教わったのです。
念のため、赤ちゃんの部屋も加湿器で湿度60%以上にしていました。
トイレの前にも加湿器を設置、家中のあちこちにバスタオルを濡らしてかける、除菌スプレーをする、などなどウィルス退治作戦をやりました。
また、ずっと閉めきりだとウィルスが蔓延してしまうので、時々窓を開けて換気することもしました。
とにかく、家の中のインフルエンザウィルスを消滅させる対策をしたのです。
手洗い、マスク着用は家族全員
手洗いは普段よりもこまめにするようにしました。
インフルエンザに罹った息子が自室から出てくるのはトイレのみ。トイレのドアノブや便器などに触るので間接的な接触感染の可能性があります。
トイレ内で手洗いしてもドアノブに触るので、洗面所で石鹸手洗いを必ずするように、息子以外の家族全員が徹底しました。
また、家族全員が室内でもできるだけマスクを着用するようにしました。
濃厚接触者はタミフルの予防投与をした
インフルエンザの家族感染を防ぐために、罹患した息子を自室に隔離しましたが、看病する私は接触することになります。
一家の主婦がインフルエンザにかかると、他の家族へも感染してしまうので、看病はしないといけないけれど感染予防は必須でした。
そんなとき、タミフルを予防的に飲むことで感染を防げると聞き、かかりつけ医で処方してもらいました。
ただし、タミフルの予防投与が効果があるかどうかは不明とのこと。
インフルエンザの予防注射をしていてもかかってしまうのと同じで、タミフルを予防投与しても感染するかもしれないのです。
でも、新生児がいるので、少しでも感染リスクを減らすために処方してもらいました。
予防投与の場合は自費になるので、4,780円かかります。
タミフルを治療で飲む場合は1日2錠ですが、予防投与でのむときは1日1錠です。
まとめ
家族の誰かがインフルエンザにかかってしまうと、家族感染することが多いですよね。
感染したら早めに病院へ行けば良いのですが、体力がない高齢者や赤ちゃんに感染すると重症化する可能性があります。
高齢の義母と新生児がいる中で、家族がインフルエンザにかかってしまい、感染予防のためにやれることを徹底しました。
- 家族感染の予防対策
- 患者と体力がない家族を隔離する
- 看病する者は一人に限定する
- 湿度60%以上にする
- 部屋の換気をする
- 手洗いをこまめにする
- マスクを着用する
- タミフルの予防投与をする
何が良かったのかは分かりませんが、今までは家族感染していた我が家が、今回は誰にも感染することなく終わりました。
やったことの中で、特に良かったのではないかと思うのは、隔離と加湿です。
絶対に感染しない対策ではありませんが、実際にやったことが参考になれば幸いです。
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