期待と不安でドキドキの新入社員にとって、先輩社員との接し方に迷うことも多いですよね。
誰に聞けば良いのか分らないし、こんなこと聞いて良いのだろうかと、聞けないままになって失敗してしまったり。
そんな新入社員が先輩に好かれる方法として、最低限、気をつけたい先輩との接し方をまとめています。
新入社員が先輩との接し方で気をつけること
新人研修が実施されるような大手の会社なら、社会人としてのマナーや仕事について、予備知識を得ることもできますが、中小企業だといきなり現場ってこと多いですよね。
何をすればよいか分らないから、先輩に聞くしかない。でも、聞いて良いものか、どう接すれば良いのか躊躇してしまうことも。
分らないことは、素直に聞くのが一番ですが、一番気をつけたいのは言葉遣いですね。
新入社員が先輩に質問するときの心得
社会人のマナーとして言葉遣いは重要。上司や先輩など、職場での立場が自分より上の人には、敬意を払った言葉遣いが必須です。
- どんなに親しくなっても敬語を使う
- 返事ははきはきと端的に
- 先輩の説教は口答えせず聞く
- 先輩が年下でも会社での立場は目上の人
- 自分の意見を言う必要もある
職場にも慣れて、仕事もこなせるようになった新人社員が、やりがちな失敗のひとつに、親しくなった先輩に対し、タメ口を使ってしまうことがあります。
先輩と同等に仕事ができるようになった。自分的には先輩以上と思っていたりすると、タメ口とまで行かないにしても、対等の言葉遣いをしてしまったりします。
先輩は指摘しないかもしれないですが、内心、生意気な新入社員と毛嫌いされるかも。
また、先輩が年下の場合は特に、自分の方が年上なんだからと、見下していたりすると知らず知らずのうちに、敬意を払うことを忘れてしまいます。
会社での先輩後輩は、年齢ではなく先に入社した人が先輩です。昇進して立場逆転ってことも将来的にあるとしても、新入社員は同期以外は全員先輩です。
時には、先輩に説教されることも有ると思いますが、口答えせず黙って聞くこと。感情にまかせて反論することは絶対しない方が良いです。
自分の意見を絶対に言ってはダメということではないですが、先輩を立てることを気遣いながら、「申し訳ありません。自分は○○と思っておりました。」などと、冷静になって自分の意見を言うようにした方が良いですね。
誰に聞けば良いか分らないときは、まず、自分のすぐ上の先輩に聞いてみること。会社って縦社会ですから、下から順に上げていった方がトラブルがないです。
2年目になって新入社員が入ってきたら、あなたも先輩の立場になります。そのとき、新入社員があなたを飛ばして上の人に聞かれたら立場ないですよね。
新入社員が先輩に好かれる方法
先輩に敬意を払わない新入社員、生意気な新入社員は嫌われます。かといって、媚びる必要はありません。
しかし、「何も分りません。何もできません。」では、いったい何をしに入社したのってことになりますから、自分で努力することも必要ですね。
初めて後輩ができた先輩は、自分が教えなきゃって意気込んでいることもあります。「そんなこと知っている。」ということがあっても、黙って教わること。
入社当初は、雑用ばかりのこともあると思いますが、嫌な顔をせず、与えられた仕事を笑顔でテキパキこなしていきましょう。
居心地の良い職場の環境を手に入れられるかどうかは、あなた次第です。
まとめ
会社組織には、上下関係が必ずありますから、学生時代と同じ感覚では、社会人としてのマナーがなってないと思われてしまいます。
相手の立場を考えて、気遣いすることを心がけて、言葉遣いや立ち居振る舞いに気をつけることですね。
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