神戸の冬の風物詩として定着した神戸ルミナリエは、阪神淡路大震災で亡くなった人の鎮魂および神戸復興祈念のためのイベントです。
他のイルミネーションとはどこが違う印象は、光に込められた想いなのでしょう。
2015年には、東遊園地で倒壊するなどのアクシデントがあり、2016年の開催を危ぶ声もありましたが、今後も続けられるとのことです。
神戸ルミナリエ2016!なぜ無料?
神戸ルミナリエは、16世紀後半のヨーロッパ・バロック時代の祭礼や装飾芸術の光の魅力を駆使した建築物が起源となっているとのこと。
1995年1月17日に兵庫県南部地方を襲った阪神淡路大震災による犠牲者への異例と鎮魂の意を込めた「送り火」として、また、神戸の復興再生への希望を託して始まりました。
他では見られないイルミネーションが話題となり、関西圏はもちろん、近隣県や関東方面からも鑑賞客が多く、2015年は10日間と短い期間に約300万人もの人が訪れました。
企業協賛金や個人からの募金で支えられて開催されているので入場は無料です。
会場でも募金を募っていますので、開催趣旨を理解して募金に協力を!
神戸ルミナリエの開催時期は?
開催資金は協賛金や募金で賄われており、資金不足などの関係で、2015年度には開催期間が10日間に短縮されました。
28年度で22回目の開催となる2016年の神戸ルミナリエも、開催期間は10日間です。
クリスマスをメインにしたイルミネーションが多い中、神戸ルミナリエはクリスマス前に終わっています。
【開催期日】
2016年12月2日(金)~12月11日(日)
【開催場所】
旧外国人居留地および東遊園地
毎年、多くの人が訪れるので並ばずには見られないため、土地勘のある方が途中の横道から入ろうとすることもあるようです。
ですが、点灯時間前には交通規制され、横道からの侵入はできなくなるので、正面まで迂回せざるを得なくなり、余計に時間がかかったという声もありました。
並ばないといけないですが、正面から入り、イルミネーションで彩られたルミナリエ通りの回廊を鑑賞しながら、東遊園地の荘厳な大型作品を鑑賞しましょう。
神戸ルミナリエへのアクセスは?
神戸ルミナリエには駐車場はありませんので、公共交通機関を利用しましょう。
【アクセス】
JR神戸線・阪神本線元町駅から徒歩7分
※混雑状況により作品観賞まで時間がかかる場合あり。
※駐車場はなし。
他県からですと、ツアーもたくさんあるのでツアーを利用した方が楽かもしれませんね。
ちょっとハードですが、近隣県からだと宿泊ナシのバスツアーもあります。
まとめ
神戸ルミナリエのイルミネーションは、阪神淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、復興・再生への夢と希望を託して開催されています。
開催趣旨を理解して、イルミネーションを鑑賞したいですね。
企業協賛と募金に支えられて開催しているので、ぜひ会場募金に協力を!
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